以前書いたけど、我が家のファイルサーバーは、
#マシン:DNRH-002 ファンレスPC
#OS :Vine-Linux
#HDD:40G-IDE(システムディスク)+500G-IDE-USB2.0(共有ファイル用)
# ※500GがUSBなのは、DNRH-002がBigDrive非対応だから
という構成で稼動していて、?静穏化?ファンレス化に向けてここからカスタマイ
ズするのは面倒だなぁと思っていたら、FreeNASというのを発見。
参考にしたのは、ここ
■前提
今のシステムディスクは3.5inch-IDEにしているんだけど、、DNRH-002にもともとついていた1GのSSD
を使用することに。でも1GのSSDは2.5inch-IDE-I/Fなので、これを使おうと思ったら
3.5inch-IDE-I/Fが使えなくなって、CD-ROMブートが出来ない(USB接続のCD-ROMだとブートしない)
ってな訳で、メインマシン(デスクトップ)で、USB接続した1G-SSDにシステムをインストールする必要がある
#マシン:DNRH-002 ファンレスPC
#OS :FreeNAS(FreeBSDベース)
#HDD:1G-SSD(システムディスク)+1T-sATA-USB2.0(共有ファイル用)
■システムディスクへのインストール
- ここから取得した
CD-ROMイメージ(FreeNAS-i386-LiveCD-0.69.4276.iso)を取得してCD-ROMに焼く - CD-ROM立ち上げしてUSB接続した1G-SSDにシステムイメージをインストール
ちなみに、CDは"acd0"/USB-SSDは"da4"()だった(FreeBSDなのでLinuxとデバイスの表現が違う) - 9)の、"Install/Upgrade to hard drive/flash device, etc."を選択
- 1)の、"Install embedded OS on HDD/Flash/USB"を選択
ソースはCD(acd0),インストール先はUSB-HDD(da4)
■IPアドレスの設定等
- インストールしたUSB-IDDをDNRH-002に格納して再起動
起動すると9)のインストールエントリがなくなっている事を確認 - 1)の"Assign Interface"を選択
※もしかしたら最初から"fxp0"が選択されているので設定の必要が無いのかもしれない
"fwip0"(ファイアウォール用)ではなくて"fxp0"を選択する‥必要があるんだけど、
直接設定する方法がわからなかったので、コネクタを抜いた上で、"Auto Detection"を
選んで勝手に"fxp0"を選択してもらった^^; - IPv4アドレス/サブネットマスク/ゲートウェイ/DNSを設定
IPv4アドレス: 192.168.0.100
サブネットマスク: 24 (linuxだと 255.255.255.0)
ゲートウェイ: 192.168.0.1
DNS: 192.168.0.1
IPv6は使わない - 再起動
これを忘れると駄目らしい
?以降はWEBベースの設定?
■System/General/General
- Hostname: pochi
- Domain: e384.net (DNSに登録していないし外部公開していないので意味は無い)
- Username(初期値は User=admin,Pass=freenas, パスワード変更は次ページ)
- languageはEnglishのまま
※日本語にするとメニューが出なくなったのでEnglishのまま放置 - TimeZone="Asia/Tokyo"
- NTP使用
- save
■System/General/Password
- Usernameのパスワードを設定(当然内緒:p)
※メール送信は、SMTPbeforePOPに対応していなさそうなのであきらめ
■Disks/Management
- "+"で追加
- ディスクを選択(da0)
- Transfer mode=Auto
- Hard disk standby time = 60min (様子を見てもっと減らすかも)
- Advanced Power Management = Minimum power usage with Standby
- Acoustic level = Miminum performance, Minimum acoustic output
- SMARTをenable
- formatted file systemを"UPS(GPT and Soft Updates)"
- add
- apply changes(addしただけだとInitializingのままなので確定させる必要がある
■Disks/Format
- File System=UFS(FreeNAS特有のファイルシステム?)
- Volume lavelは‥別に入れなくても困らなかった
- Format disk
■Disks/Mount Point
- "+"で追加
- Type=Disk
- ディスクを選択
- Partition = EFI GPT (2T以上もサポート可能)
- File system = UFS
- share name = 1T_Drive
- Description = XXXXX
- Read only はチェックしない
- File system check = enable foreground/background file system consistency check during boot process
- Owner/Group=ftp/ftp
ftp/sambaでユーザ/グループを統一したかったので - Mode = フルアクセス
- add
- Apply changes
- ディスクを選択
- Unmount disk/partition をチェック(チェックしないとfsck時がread-only限定になる)
■Services/"CIFS/SMB"/Settings
- enableをチェック
- Authentification = Anonymous
- NetBIOS name = XXXX
- Workgroup = XXXX
- Description = XXXXX
- Dos charset = CP932 (前これでマウントしていたので)
- Unix charset = UTF-8 (前これでマウントしていたので)
- Log level = minimum (SSDをいたわろるのだ!)
- Local Master Brouser = Yes
- Time serve = Yes
- guest account = ftp
- large read/write = enable large read/write (よくわからないけど機能拡大方向に)
- use sendfile = enable use sendfile (これもよくわからない)
- Store Dos attribute = enable store DOS attributes
- Null passwords = allow
- save and Restart
■Services/"CIFS/SMB"/Shares
- "+"で追加
- Name = share (これが、windowsから見たディスク名になる)
- Comment = XXXX
- path = /mnt/1T_Drive/ (Mountpointのshare nameが、/mntの下に現れるので)
- Browseable = yes
- Inherit permissions = yes
- Read only = チェックしない
- Hide dot files = no
- add
- Apply changes
※FTP,SSHは使うことは無いと思うので設定しない
※LDAPもできるんだけど、直近は不要なので設定しない
設定は、System/"Backup/Restore"で、保存/復帰ができるので、
何かおかしくなったら、再インストールして、設定を上書きすればOK(便利?!)
おまけ?
現在、旧HDDの内容を新HDDに移動中。
DNRH-002にはUSBポートが2つしかないので、USBマウス&新sATA-HDDで埋まってしまい、旧IDE-HDD
を繋ぐことが出来ない。仕方が無いので、Windows上にex2fsd(Windowsでext2/ext3を認識させる
ソフト。?R/W可能(Read-onlyも可能)?普通にマウントできる?インストール直後の再起動不要と、
使いやすいのでお勧め)をインストールして、IDE-HDD?USB2.0?Windows?100M-Ether?FreeNAS?
USB2.0?sATA-HDDで接続してコピー。ネットワークモニタは79Mbpsの転送速度が出ているので
かなり満足
おまけ?
FreeBSDだけど、FreeNASはFreeBSDを理解しなくてもいいからまぁいいやぁ、と位に考えて
いたんだけど、ふと気付くと、現在のxreaから引越し予定のさくらレンタルサーバも
FreeBSDなことに気付いた。つまり、我が家では(Linuxから)FreeBSDがメインなった?
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