今日の成果は‥

Submitted byshin on日, 2008-11-16 22:07


本当は、カヌー仲間+家族で木曽川をラフト&カヤックダウンリバーで今年のカヤック納めをするつもりだった
んだけど、予報が大幅にずれて日曜日は雨(土曜日は天気がよかったのに‥)で、ダウンリバー企画は中止になって
しまい、家庭の粗大ゴミ状態。
まぁ、することはいろいろあるのでちょっとづつやってみた。

■■EC-DP381をフォレスターに移設
このmp4対応カーステレオは当初ネイキッドに搭載していたのだけど、案の定、
CD-ROMを認識しなくなり、ネイキッドを乗っている嫁から"CDを聞けない"の文句が出た(1年3ヶ月の命
だった)ので、ネイキッドは屋根裏に眠っていたSONYのMP3対応カーステ(型番忘れた)に載せ替えて、余っていた
もの。
私にはCDが聞けないより、動画が見れる/SDで持ち運べる/USBからGPSに電源供給できるメリットの方が大きい
のでフォレスターに頂くことにした。
取り付けにあたっては3つ程問題があった。
?EC-DP381は上側に吸気口がある
 今までディスプレイを下にできるだけ下げたかったので、上側にカーナビ/下側にカーステの配置をしていたんだ
 けど、これだとカーステ内部の換気がうまくいかないので上下交換
 #まぁ、これはたいしたことが無い
?EC-DP381のファーンがへたりかけ
 以前にも書いた覚えがあるんだけど、ファーンもへたりかけで、ボリュームを下げるとファーンの死にかけな音
 が耳に障る。分解してみた所、30mm□/5V動作のファーンが内部に埋め込まれているのを確認したんだけど、
 スペアが見当たらないので、転がっていた40mm□/12V動作のファーンをカーステの後部に接着することでご
 まかすことに。
 配線の格納をいい加減にやるとファンにあたるので、取り付けにちょっと気をつかる必要がるんだけど、
 ファーンの音は正常に戻ったので満足。
?CD-ROMを認識しない
 分解したついでに、レンズを綿棒で拭いた(分解できなかったのでかなり力技で逃げたから恥ずかしくて写真は
 なし)んだけど、効果なし。  しばらくSDで我慢(出来れば2011年までもって欲しい)。

■■燃費計の通信仕様確認
さて、実は、カーステ交換はこれが目的だったのだ。
フォレスターのセンターにあるメーターは、A区間燃費/B区間燃費しか出ないんだけど、このメータをレガシー
用のメータに変えると瞬間燃費や走行可能距離等の情報が出るらしい。
しかも、回路図を見ると、どうやらUART(いわゆるRS-232C,シリアル通信規格らしいので、このラインを乗っ取れ
ば何か出来そうで、まずは素性を確認したいと機会を伺っていたのだ。
とはいえ、RS-232Cとはいえ、プロトコルだけ準拠で電圧は、0?+3V,0?+5V等、本来の-12?+12Vと異なる
電圧を使っている物が多いので、確認が必要。


まず、燃費計ユニットを外す。外すのは簡単で、ユニットを両脇で支えている板を外側に押し広げつつ、メータ前面
を押していくとユニットが後ろにずれて‥外れる。
はめ込むときはこの逆で、後ろからガイドに沿って入れていけばいいんだけど、ガイドになかなか入らないので
ちょっといらつく。
# 作業中、ETCアンテナが外れていた(この作業で外れたのかも)ので、もうすこし安全なところに移動させた。


さて、ターゲットの配線は、この燃費計ユニット裏についているコネクタの黄色の配線。
どうせ後で使うので、ちょっと長め配線を分岐させた。


さてさて、お次は信号線のチェック。
こういう時の為に(こんな時でないと使えないとも)私には、osziFOXという単象元オシロスコープがあるのだ
‥まぁ、オシロスコープといっても1chしかないし、時間軸が128(2^7)サンプル、電圧軸が64(2^6)サンプル
しかできない貧弱な物なんだけど、これはこれで案外役に立つのだ。
まずは、2mSec/Div,100Vレンジでサンプリング。
何かがうごめいているのがわかる。振幅は0?12Vの様子。


0.5mSec/Div,10Vレンジでサンプリング(上下端は飽和して水平になっている)。
とりあえず、-12?+12Vに納まっているのはわかったので、時期を見てパソコンのRS-232Cポートで
通信内容を取り込めないかトライしてみる積もり。
※ちなみにRS232Cの規格は、LOW:-12?-3V, HIGH=+3?12V

‥‥
‥‥
■■番外編
家に入って息子にオシロの使い方を説明していたら、単3電池を繋いでも1.5Vにならない(0.5V位)。
あれれ‥と悩んで、とりあえず電圧の確実な家庭用電源を繋いで‥でもおかしい。
グランドがあっていないのかなぁ、と(DC,AC,GNDの選択を)GNDにした途端、ロジアナの中から煙が!
あけてみると、基板の端子部から内部回路に至るパターン(配線)が基板から綺麗に剥がれて溶断していた。
# 該当配線部が細くなっているのでここから切れた模様。 # ここは、ヒューズの役目も兼用していたのかもしれない。
仕方が無いので、剥がれた配線をラッピングワイヤー(大学の頃買った奴がまだ残っているのだ)で再生手術
したら、なんとか元の状態に戻ったのでホッ。
# 最初の推測は正しくてGND基準を調整しないと表示がおかしくなるらしい。
# (絶対値表示モードの時/波形のときは調整しなくても特に問題ないので気付かなかった)
# でもって、GNDを選択すると、内部で短絡するんだけど、外部回路は接続したままになる
# 仕様になっていた様子(で外部回路が短絡して煙‥)