でもって疲れた体を引きずって2日目の大塔川なのだ。
ちなみに前日09:00には寝ていたので疲れが取れたはずなんだけど、久しぶりの車中泊がいけなかった
のかなんとなくだるい。
だるいとはいえ、寝るのが早かったもんだから起きるのも自然と早くなってしまい、寒い中、ちょこっと
散歩したりする。
明け方に帰ったKo林さん(寝ていたので気付かず)と入れ替わりにOo林さんと9:30にこれまた志古で
待ち合わせなのでそれまでのんびーーーりしてから出発。
志古でOo林さんと合流すると、とりえあえず、ゴールに向かって出発。
途中、今回のルートで一番の強敵になりそうな瀬のスカウティングをする。
Mo田さんとKi川さんは萎縮モード。Oo林さんは余裕。私は(能力を考えずに)能天気。
ちなみに下流側は水量が多くて多少濁っているとはいえ、以前みた状態とほぼ同じ透明度
(赤木川より透明度が高い)さすが和歌山の川なのだ。
もともと私が目星をつけていた所でいいでしょうってことで、ここがスタートポイント。
この写真でいうと、右側手前の看板のところから河原に下りる車道がある。ただ鎖があって、
いつ閉じられるかわからない心配があるってことと、ここから河原まではとても近いので運搬の
心配がないってことで、河原に下りるのはやめた。
この河原へのアプローチの向うに、熊野川漁業監視委員詰所という小屋があってその周辺に車を8台位
停めることができるスペースが有る。
ちょっと前に台風が来たとは思えないくらい澄んでいて感動。ただ、周りを見ると草がなぎ倒されていて
ここでも水位が1m以上上がったことが想像できる。
で、出発して程なく岩場があって、その先に落ち込みが有る様子。
音的に何とかいけそうだったので、えいやぁっと下ったら、流れの真中に岩が出ているテクニカルな
コースで心臓をどきどきさせてクリア。
下ってから見上げると、あれ?ここは先ほどスカウティングしたなのだった。全然スカウティングの意味
がないや。
で、角を曲がると次の瀬を発見。Oo林さん曰く第2の難関だそうだ。
Oo林さんが気持ちよく下るもんだから、思わず付いていってしまった。
上側はこれまた岩がらみ(ただコントロールすればなんとかなる)のルートの後、下側は落差はあるん
だけど岩が無い快適なコースで、最期の落ち込みのところで「うひょー」と声が自然に出てしまった
Mo田さんポーテージしたらもったいないよ!
その後も、瀬や瀞場が交互に続く。
地域的に、赤木川と大塔川を連続で下るパターンが素直なんだけど、この2つの川を連続で下る
のは、折角綺麗な川の感動が麻痺してしまうので非常ーにもったいない。
向うで犬がこっちを見ているので手を振っていたら、その家の主も出てきて恐縮。
挨拶したんだけど聞こえたかなぁ
台風直後で水位が高いとはいえ、ファルトのKi川さんにはちょっと辛い。
瀞場に来るたびにKi川さんがホットしているのを感じられた。
昼の休憩時にファルトの底を見るとこんな感じ。かわいそう
昼食が終わって出発すると、程なくして、噂の壊れた堰堤を発見。
普通、堰堤は恐怖の対象でしかないんだけど、こういう歴史を感じる堰堤はいいね。
どちらかというと低い沈下橋のイメージに近い。
で、釣り橋を超えると、もともとゴールにするつもりだった河原に到着。
今度はここをスタートにして川湯キャンプ場までくだるのもいいかも。
ここ、右岸だけが岩なんだけど、その岩が斜めに層状になっているという面白い風景。
なので、川底や、川から突き出てる岩も、普通の丸い岩ではなくて、平たい岩だったりする。
で、到着!
この川で最大の人工物(コンクリート壁)が見える所でのゴールになってしまったのがちょと残念
車の回収のついでに、スタートポイントをちょっと上流に上がった所に有る神社を見学。
この神社の下流側脇に大きな滝が流れていて、とても荘厳な感じなのだ。
(でもここからは川に降りれない)
ダウンリバーが終わった後、同じ温泉だと面白くないってことで、おくとろ温泉まで移動。
で、温泉の後は隣のレストランで夕食(このレストラン、17:00からでないと開かないので注意)
何にしようかなぁと悩んで、店員さんに尋ねたら、バイク雑誌に掲載されてから、「けいちゃん定食」
が人気とのことなので、それを頂く。
辛ミソ味の鳥鍋料理でした。
今回は家族を置いて私一人で旅してしまったので、罪滅ぼしのお土産は、北山村特産のじゃばら(ゆず
系の果物)の最中とジュース。買わないと怒られるんだろうけど、買ったらこんな高いもの買って、とか
怒られそうなので、値段は内緒。
・移動軌跡等は赤木川の記録を参照のこと。
・やり残したこと:次回こそくまのビールを飲む
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