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爪の下に内出血が出来たら‥(その後)

Submitted byshin on日, 2006-12-17 16:26

2006/09/17 木津川 (上有市沈下橋~木津町泉大橋) で,同行者にはいろいろ心配をかけてしまった左手薬指の爪下内出血だけど、ぱっと見た目 は直って(よく見れば爪の下に空洞があるのでわかるんだけど)落ち着いたので、今までの経緯をまとめる。
今回の"爪下に内出血"というのは私にとって初めての経験で、これもカヌーをやったからこそ‥ というか、カヌーをやらなかったら一生経験しないで済んだ‥というか、まぁ、知っておいて損は 無いことだった‥‥‥のかな?

「爪の下で内出血したら、ゼムクリップをライターであぶって穴をあける!」

を是非やってください^^;
以下経緯と感想を、写真を交えて記録しています。 (あんまり見て気持ちがいいものでもないので、心配な人は見ない様に)

■2006/09/17
木津川ダウンリバー当日
木津川は岩場の川(同じく櫛田川も岩場の川だけど、櫛田川は岩の切片がするどい分もっと危ない) なんだけど、いつものことながら沈脱して流れていると、そこら中の岩に体をぶつけてへろへろ状態に。

カヌーとパドルを持つ手が岩場とすれて、擦り傷できれいな赤に染まって痛々しい

左手薬指の方は、ダウンリバー中は、確かにじんじんと痺れがあったけど異常は見られなかったし、 手の甲が痛いのが気になっていたのだけど、カヌーの回送時に内出血で指がパンパン状態(うげ?)なことに気付く。
指先が冷たくなっていたので、「これは内出血で血の巡りが悪くなっているに違いない」 「このままだと壊死するんと違うか?(後で冷静に考えるとそんな事はないよなぁと気づく)」と考え、 風呂に入ってマッサージをしたら、余計に指が紫色に。 この後WEBを検索すると、こういうときは、RICE( Rest(安静) ,Ice(氷で冷やす) ,Compression(圧追) ,Elevation(挙上)) が基本だそうな。がっはっは。 まぁ怪我して4?6時間が山場らしいので、自動車で気づいたときは既に遅かったんだけど、ね。

で、家に帰ってから親切な(自宅に電話かけさせていただいた)診療所で診察して頂く。 内出血で腫れている場合、骨が折れている可能性があるとの事(とはいえ折れていても 結局することは折れていないときと変わらないらしいのだが)。それなりに手を握れる ことから骨が折れている可能性は低いとはいえ、先端が細かく砕けている可能性があるので、 休み明けに再度レントゲン撮影に伺うことに。
で、連休明けの火曜日(09/19)、レントゲンで確認すると骨は折れていないとの事。 後の問題は内出欠が爪側に回って爪がはがれてしまう可能性があるらしい。 こういう症状になりそうになったら病院で、爪に穴をあけて爪の下の溜まった血を追 い出すと爪がはがれるのは回避できるとのこと。 (結局後述の様に穴あけを経験)

■2006/09/22


指の腹側は血が引いて、手の甲側もかさぶたへと落ち着いてきた‥はずなのだけど、

が、爪の下にに出てきた血が逃げられずに、爪側がちょっといやな状態に
で、このまま診療所に出かけて伺うとやっぱり穴あけ
※病院のカルテにはこの治療を「瘭疽(ひょうそ/"ひょう"の漢字が環境によっては表示されないかもしれない。"やまいだれ"に"票")治療」と書いてあった。病名そのものではなく類似治療内容でまとめているのだと思う。というのは、瘭疽を調べると、爪の間に細菌が入った状態と書かれたから。
[2009/09/13追記]
 正しくは、爪下血腫(そうかけっしゅ)。
 内出血が爪行き場を失って痛くなっているので、爪下の血を追い出せば直る(のが今回の対応)。
 痛くないのであれば、放置しておけば自然に内出血が吸収されて治るんだけど、運が悪いと、
 "爪が黒くなって(黒爪)1-2ヶ月で脱落&数ヵ月後に凸凹が平らに戻る"(この後しばらくがつらい)ことになるので、どちらを選択するかが運命の分かれ目^^;
という訳で、して頂いた治療が、これまた原始的!
机の引出しから年季の入った一回り大きな末端を伸ばしたゼムクリップを取り出すと、末端を ライターで真っ赤になるまで熱し、そのまま爪に軽く押し当てると爪が熱で溶けていって穴があく(途中で冷えたら再度赤熱して…を繰り返す)、 (消毒の意味も有る?)ただそれだけの治療。言うなら簡単だけど、実際には爪を貫通した時点で止めるとか、いろいろノウハウがあるん だろうなぁと勝手に想像していたら、力の加減を間違えたらしく("アッ"という小さい声が聞こえた)内皮までしばらく押されてしまった。痛ったぁ~。
治療の最中に、"年季の入ったゼムクリップ"に興味があり、いろいろ話させて頂いた所、近所のサッカークラブの少年が足の爪をこういう状態にするらしくて、通年行事らしい。ふーん、私はここらのサッカー少年より経験値が低かったのか。くやしいのだ。
余談:
手術の次の日(09/23)に 櫛田川ツーリングのお誘いがあったので、指パッチとかしたら 水にぬれても大丈夫ですか?とか何度も聞いていたら、カヌーに行きたいのががばれてしまって ちょっと恥ずかしかった(結局キャンプだけに)

■2006/09/24
穴あけ2日目

色が悪いのは太陽光が少ないから

■2006/09/25
穴あけ3日目 付け根から穴までの距離=6.5mm

■2006/09/30
13日後

確か、これは小学校の運動会で撮影
内出血の後はまだあるけど、基本的に空洞に置き換わって安定してきた

■2006/10/06
穴あけ15日目 付け根から穴までの距離=7.0mm

■2006/10/11
穴あけ20日目 付け根から穴までの距離=7.5mm

■2006/10/15
1ヶ月目

かなりおちついてきた気がする

■2006/10/19
穴あけ28日目 付け根から穴までの距離=8.0mm

■2006/11/02
穴あけ42日目 付け根から穴までの距離=10.0mm

■2006/11/09
穴あけ49日目 付け根から穴までの距離=11.0mm

■2006/11/14
穴あけ54日目 付け根から穴までの距離=12.0mm

■2006/11/15
2ヶ月目

あんまり変化がなくなってきて面白くない

■2006/12/17
穴あけ87日目 付け根から穴までの距離=14.0mm
変化がなくなってきて観察しても面白くないし、皮膚に密着していない爪は何かに引っかかると 軽い音がしてあんまり気分が良くないので切る事にした

切る前と

切った後


結果として14.0mm/87日⇒爪は0.16mm/day,4.8mm/month位伸びるらしい
[2010/05/23訂正!]
結果として(14.0-6.5)mm/87日=0.086mm/day=2.6mm/month位伸びるらしい

以上、報告終わり。
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