[canoe]リバースチール トランパー (ファルト)

Submitted byshin on日, 2009-05-10 22:04

仁淀川でhonakawaさんにお会いして、ファルトに乗って旅してみたいなぁとふと思ったので(?)
家に転がっていたファルトボートを組み立てて様子を確認してみた

このカヌーは、私がカヌーを始めた記念すべき船で、
カヌーはやりたいけど、カヌーは高いし、カヌーをしている知り合いも回りにおらず、「したいけどできない‥」
と思っていた時に、今は亡き"中古カヌー用品売買掲示板"で、無料で譲ってくださる方がおられて、知多市まで
受け取りに行ったのだ。
当時(2004/04)、「12年前に購入し、5年前に乗ったきりになっている」と書いてあったので、1992年生まれの17歳
ということになる。
このカヤック、RIVER STEELという所が作っていて今はカヤックを販売していないんだけど、"横浜市磯子区新磯子町"で
検索すると、ちゃんと、RIVER STEELという会社は存在していたから、この会社のベンチャー部門が作っていたのかもしれない。


前から見た姿


左前から


右後ろから


後ろの接続部
布がきつくてきちんとはめきれていない
ちなみにこの状態で1日置くと緩くなってきて、大体納得がいく状態まで持っていける


後ろ補修跡


裏補修跡


右前裏補修跡

前裏補修跡
これら補修跡の隙間(多分バウかスターンのカーブがきついところ)から水が少しづつしみる状態になっている。
もし直すなら、一旦全て剥がしてからもう一度張りなおした方が効率が良さそう★

後ろのジッパーを外した状態
内部ではベルト2本で、皮を上に引っ張りあげている


コックピット前
ベルト日本で皮の中にフレームを入れる力を作っている


コックピット前方内側
フレームをガイドに沿って挿入する
中は広々としているが、フットレストやサイブレスは無い

ちなみに、両脇に空気室(風船)があって、これを膨らませることで横方向のテンションを確保するように なっているんだけど、左側は風船本体とそこから伸びるホースの付け根が劣化して穴が開いているので 空気が全く溜まらない。
右側は‥とりあえずは溜まっているんだけど本当に穴が無いのかは不明。★
(ってなわけで、左側の皮がたるんでいる)
いちおうスペアは持ってるんだけどそれも劣化しているかもしれない。


サイドのフレームは皮で包んで固定する


スプレースカート前方をめくったところ


スプレースカート前方をめくったところ(2)
右側根元にはジッパーがあるが、左側にはこれが無い
ただ、マジックテープは活きているので特に問題は無い★


コックピットの椅子(裏側から)
このコックピットは椅子としてだけでなく、前後のフレーム,左右のフレームを縛り1つにする重要な役目を持っている


スターン左側。2本づつをそれぞれの側面でピンで留めるようになっている
ピンが一つ無かったのでカーテンフックで代用している★
その前は六角レンチでやっていた
フレームが微妙に曲がっているせいで、素直にやるとピンが通らない。 まずはフレームを途中ではめずにピンの固定を優先して、ピンで固定してから途中のはめあいを処理していくのがお勧め


スターン右側


はめいあいが壊れたところもある★
特に困っていないので放置


後ろの4本のピンを外した状態
サイドフレームは、前後で2分割、
中央フレームは、コックピット、コックピット前後の3分割


詰め込んだ状態。
もともと、隙間に、ライフジャケットとか食料とかを詰め込むのが前提なので空間に余裕がある



ベルトで固定した状態。