奈良・西の京・斑鳩 自転車道 その2

Submitted byshin on水, 2008-12-24 02:26

我が家に客人が来て、西大寺界隈を散策したいというリクエストを頂いたので、
唐招提寺/薬師寺がいいかなぁ?自転車でアクセスがいいかなぁってことで、
(本人の意向はさておき:p)前回の続きで、"奈良・西の京・斑鳩 自転車道"散策





まずは、平城宮跡にアプローチする"歌姫街道"を下る。
歴史を感じるが奈良らしい名前なんだけど、途中、これまた歴史を感じる(要は狭い)ところがあって
MPVとかフォレスターだとあんまり通りたくない道でもある。


もうそろそろ完了しそうで完了しない、平城京の第一次大極殿正殿修原工事。途中経過の発表イベント
は参加させて頂いた記憶があるんだけど、今回常設の建物があったので、ちょっと見学。


2Fからみえる朱雀門。
近鉄電車が走っていたら、"鹿男あおによし"だったのに、残念。


平城京跡を通過すると、目的の唐招提寺/薬師寺に向けて秋篠川を下る。秋篠川は、
上流側は学園前の中心にある大渕池に通じて、下流側は佐保川と合流して大和川に至る川なのだ
ちなみにカヌーで下る気にはならない
(平城京跡から合流した)自転車道を下っていると東に朱雀門と若草山が見えた。




自動車道を横断するのに信号待ちしていると、反対側にサンタクロース姿のピザ屋さん発見。


薬師寺は世界遺産に認定されているらしい(知らなかった)。
でもどこが認定されているのかは不明。


近場には駐車場が見当たらなかったけど、正面に駐輪場はあった。自転車には至極便利






古いのが東塔で新しいのが西塔
小学生の修学旅行の時は塔が1つだけだった気が‥と思っていたら、どうも西塔はS56に建立された
らしい(年がばれる)。
かなり(既に薄れてしまった)過去の記憶と比較するのはよくないのかもしれないんだけど、
昔の水墨画調の雰囲気の方が良かったかなぁ。なんとなく今は必要な建物が全部揃って、色も綺麗になって、
と、観光用建物っぽくなっている気がするから(とはいえこれが建立当時の姿に近いんだから、昔がいいって
言うのは私の勝手)


おなかがすいたので、自転車道を一筋離れたところにある食堂でのんびりして、


工事中らしいのでスキップした唐招提寺を再び見て、


資料館に寄って


歌姫街道は自動車が多くなって自転車は怖いので、(個人的に好きな)わき道に逃げて、
自宅に到着!

今日の移動軌跡

メモ:
鴟尾(しび)
はなんだ?と調べたところ、
「鴟尾(しび)とは、瓦葺屋根の大棟の両端につけられる飾りの一種である。訓読みではとびのおと読む。沓(くつ)に似ていることから沓形(くつがた)とも呼ばれる。」「唐時代末には鴟尾は魚の形、鯱(海に住み、よく雨を降らすインドの空想の魚)の形等へと変化していった。」らしい。
んじゃ、
鯱(しゃち)
は?と調べたら、「鯱(しゃち)とは、姿は魚で頭は虎、尾ひれは常に空を向き、背中には幾重もの鋭いとげを持っているという想像上の動物。」なんだって。
実はイルカの友達のシャチのデフォルメ版なのかなと思っていた(良く考えると鱗とか全然違う)