スペースロボットコンテストin奈良

Submitted byshin on日, 2008-10-26 16:04

嫁が子どもの理科離れをなくす会"が主催するスペースロボットコンテストなるイベントの中でやっている、"ロボット体験教室"に応募して抽選にあたったと言って来た。
この分野は私担当なのだ(本当はMo田さん達とラフトに行きたかったんだけど‥)。

幸運だったのは会場が近鉄学園前駅目の前にある帝塚山学園だったこと。帝塚山学園は古い建物が印象的で一度行って見たいなぁと思っていた所(ちなみに見学したかった古い建物はなくなって奈良市西部会館等の施設と融合した近代的な建物になっている)。家から車で20分位かな?普段行かないところなので駐車場探しの時間分早めに出発。
ちなみに帝塚山学園は、もともと女子大だったのが共学になった(けど私には女子大のイメージが大きい)し、中学/高校は共学なんだけど"男女別学"という授業は男女別で行うという面白い形態を採っている。

会場に到着。
"スペースロボットコンテスト奈良予選"とあるので、そこそこ人が集まっていて、その片隅で体験教室をやっている のかな?と思っていたら、その逆。コンテストは20名位の参加(しかも中学生位なので初々しい)で、 一方体験教室は当初20名*2回を予定していた所に100名以上の応募があったらしく一回40名*3回 (あれ?数が合わない。息子が参加した2回目は40名位だったので他の回の人数が少なかったのかな?) と、体験教室の子供とその親の方が人数が多かった程。




体験教室開催まで30分以上あったので、コンテストを見学させていただく。
コンテストはレゴ(mindstorm)をベースにしているので、加工技術やプログラミング技術を競うのではなく、 組み合わせ技術とアイデア(そんなに難しいアルゴリズムではないと思うのだ)感じ。
それでも、キャタピラでゆっくり進むもの・タイヤで早く進むもの、細かくラインを評価する事で正確性に特徴をもたせるもの・粗くライン評価することで動きは速くなる分大きくなるずれをいかに収束させるかという所に特徴を持たせるもの、等々、いろいろ個性があるので見ていて面白い。


さて、体験教室開始。
"子どもの理科離れをなくす会"をやられている方が話を進める。
2015年に米国は月面基地を作る予定。月面基地建設にはロボットが必要。ロボットを作るためには現在の子供が技術レベルをもっとあげないといけない‥ってな感じの話。
90分の体験教室の内、最初の30分はこの難しい話だったんだけど子供たちは熱心(?)に聞いていたのは驚き。
まぁ、"餌"につられただけなのかもしれないけど。




最初の話では、「出来るなら、ライントレーサーまでやってもいいよ」という感じだったんだけど、60分の体験 (しかもmindstorm初心者がほとんど)ではそこまで行けるわけも無く、前に○秒進む、右に○秒回転、位のプリミティブを組み合わせて目的地から目的地に正確に進める位しかできず。
センサー使うレベルまで行ったら(自立型ロボットのイメージがつかめて)技術者の卵が増えただろうと思うんだけど、 時間的に無理かな。
今日のレベルだと、我が家にある"スパイボティックス"(3匹飼っている‥今は解体して形がないけど)で経験済みなので、 息子は不満かな?と心配したが、久しぶりだったのと、隣の子供との共同作業というのが良かったのか、それなりに喜んでいた。よかったよかった。


最期に、子供代表が合格証を貰って終了!